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2012/04/06

弦の表通し(トップローディング)にも対応したブリッジ Wilkinson WTB をテレキャスターに取り付け

フェンダー・アメリカンスタンダードのテレキャスターは通常のテレキャスターと見た目が違います。


通常のテレキャスターは3wayブリッジですが、アメリカンスタンダードはストラトのような6wayブリッジ。


 
6wayブリッジは弾きやすく、オクターブ調整もバッチリなのでとても気に入っていたのですが、どうも見た目が・・・・ サウンドもテレキャスターっぽくないんですよね。

 

アメリカン・スタンダードの6wayブリッジ


だったら付けてみようじゃない??ということで見つけたのがこのブリッジ。

 

Wilkinson WTB

 

通常のブリッジでも良かったのですが、ブリッジ取り付け用の穴(アメスタは3点止め、ヴィンテージタイプのテレキャスターは→4点止め)も違いますし、弦を通す穴の位置も違うので普通なら取り付けできません。


 
ですが、上記 Wilkinson WTBは、弦を裏から通すのはもちろん、表通し(トップローディング)にも対応しているので、取り付けビスの加工のみでOK>といっても大変ですけど(^_^;)。

 

このトップローディングという方式は1958年半ばから1959年半ばまでのテレキャスターに実際採用された方式だそうで、ジミー・ペイジやロリー・ギャラガーのテレキャスターがこのトップローディングだったようです。

 

 
ま、スクワイヤーのAffinity Telecasterや、フェンダージャパンのTL-STDなど低価格なモデルもこの方式だったりするんだけど・・・。

 

 

実際比較してみると、縦長のアメスタ用ブリッジよりカッコいいです。

 

  
 
ブリッジ・プレートの素材も違い、アメスタは(おそらく)ブラス製、Wilkinson WTBはヴィンテージ同様のスティール製になっています。

 

アメテレにトップローディング対応のブリッジWilkinson WTB取り付け1

 

σ(^_^)は非常にアバウトな人間なので、こういう墨出し作業は非常に苦手。ただ、テレ用ブリッジはオクターブ調整の範囲が広いので弦落ちしないように左右の位置に気をつけるだけで大丈夫でした。

 

アメテレにトップローディング対応のブリッジWilkinson WTB取り付け2

 

 

アメテレにトップローディング対応のブリッジWilkinson WTB取り付け3
ブリッジ取り付け用のビスx4が付属していませんので別途用意し、何とか取り付けできました。

アメテレにトップローディング対応のブリッジWilkinson WTB取り付け4
トップローディング対応ブリッジWilkinson WTBの取り付け完了!



前のブリッジを外すときに塗装まで剥がれちゃいましたが、これも味ってことで良しとしましょう(^^;)。


弦を張って、オクターブ調整をしてみました。


この Wilkinson WTB というブリッジのサドルは、3wayなのですが、オクターブが合うように弦毎に段差が付けられています。その為、オクターブもバッチリ!!

 

アメテレにトップローディング対応のブリッジWilkinson WTB取り付け5


さて音の方ですが、嬉しくなるようなテレキャスター・サウンド!!


以前のブリッジに比べ低域が無くなり、パキパキ感が強くなったのはこのタイプのブリッジだからなのか?裏通しじゃないからなのかは分かりませんが、CDで聴くテレキャスターの音がするのは断然こっち!


裏通しから、トップローディングに変えたことでテンションが弱くなるのでは??という心配も杞憂に終わりました。


それと以前このタイプのブリッジを弾いて気になった、ピッキングの際にL字部分にピックがひっかかり弾きにくいのでは??という心配も、(私の弾き方が変わったのか?)全く問題なし。


何より縦長のアメスタのブリッジよりコンパクトで、金色に輝くブラス製サドル搭載の3wayブリッジはすごくカッコイイ


そのうち裏通しにチャレンジするかもしれませんが、今は大満足です。


 


追記
裏通しの音をどうしても確認したくて穴開け作業をやって見ました。

 

アメテレにトップローディング対応のブリッジWilkinson WTB取り付け6


元穴を埋め、新たに穴を空けるとなると手間なので、元穴はそのまま流用。

 

やった作業はこんな感じ

 

アメテレにトップローディング対応のブリッジWilkinson WTB取り付け7


弦が上手く通るかが心配だったのですが、先端を少し曲げればすんなり通ります。

 

 

で、表通しと裏通しでサウンドに変化があったのか??

 

 
に関してですが、生音ではさほど変化は感じられないものの、アンプを通すと音が元気になり低域と、耳に付く嫌な高域成分が増えたような印象です。それと、テンション(タッチ)も若干強くなったのでしょうか?弦の振動が減った分、同じ設定で弾いても歪みが押さえられクリーンさが増したような・・・。

 


どちらがテレキャスターっぽいか?といえば断然裏通し。パキパキしたサウンドでのコードカッティングは本当に気持ちよいです。ただ、どちらが好みか?と聞かれれば、私はトップローディングの方ですね。裏通しに比べると若干平坦な音になるものの、ハイからローまでの音量バランスはこちらの方が良い気がします。

 

 

どちらにしても、従来のアメスタのブリッジよりは好みの音色になったのは確かです。

 

 


こんなことやるなら買い換えろよ!というのはごもっともなのですが、縁あって我が家にやってきたギターですからね、気に入るまでとことんいじり倒す!というのもなかなか良いものです

 

 

これは、(加工が必要になりますが)アメテレのブリッジを交換してみたい方はもちろん、従来のテレキャスターをお持ちの方も、トップローディングの音が試せて、オクターブも合わせられるこのブリッジ/サドルはお得ですよ


 

Wilkinson WTB;

 

 

通常のテレキャスターに搭載したレビューはこちらから:
2種類の弦の張り方を楽しめるテレキャスター用ブリッジ
テレキャスター用ブリッジ一覧

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コメント

たいく~ん さん、コメントありがとうございます。

ギターはホント奥が深くて、ブリッジサドル一つでも音が変わるから面白いものです。私は弾くのよりいじるのが好きだったりします。

トラスロッドの「限界」に関してですが、フレット交換時にロッドを戻してあげて指板を少し削ればまた一から使えますし、フレット交換までしなくてもロッドを戻した状態で、フレットのすり合わせをすれば問題ないのかな??と思います>正しいやりかたなのか分かりませんが、ひどい反りでなければ私はやっちゃいますね。

>>遊び心で対処するのがベストですね。
遊び心で色々やって音が良くなれば嬉しいですよね。壊しちゃったこともありますけど(笑)。

はじめまして。

楽しく読ませて頂きました。
良い記事だと思います。勉強になりました。

ギターってシンプルな「はず」なのに、手にした途端、複雑な機械に変わるんですよね。

トラスロッドの余裕にも「限界」がある、なんてホント、勘弁してほしいものです。

遊び心で対処するのがベストですね。

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